DIYのススメ Vol.1 ドア・クローザー

取り付けた取り換え用ドア・クローザー。アーム取り付け部が可動式になっているのが分かる。

散居村の大きなアズマダチ家屋に暮らしていると、家賃を払わなくてもよいとはいえ、維持費がかかる。空き家を安く借りたり、タダで貸してもらっても同様だろう。そこでDIYが大切になる。
40年以上前に建てた我が家の車庫は、ドア1枚でそのまま母屋に入れる。雨や雪の日には大変便利なのだが、開閉頻度が高いので、オイルダンパーとバネでドアをゆっくり閉めるドア・クローザーが、数年前から油漏れで効かなくなった。こうなるとバネの力で勢いよく閉まるのため、大変危険。
クローザー本体はアルミサッシ・ドアに鉄板ビスで取り付けてあるので、穴あけができない素人が交換する場合はネジ穴が合うものを探す必要があるが、20年、30年使って交換となると、同一品が売られていないから、なかなか難しい。鴨居に付けるアームも同様だ。
ネットで検索すると、多種多様な製品が載っており、写真をアップすると適合品を探してくれるニッチ市場狙いの“専門業者”まであった。ニーズがあれば必ず商機があるのだろう。

さらに探すと、釣具や工具で有名なR社が概ねどんなネジ穴でも対応可能という汎用製品を売っているのを見つけた。ドアにネジ穴位置を選べる台座をかませ本体を取り付けるもので、アーム取り付け部もネジ穴が可動式。値段は“専門業者”の半額以下で、住宅設備業者に頼む場合の5分の1以下だった。
ならば「うまくいかなくても」と注文して、わずか1時間ほどで作業を終えた。全開から全閉まで10秒ほどと大変快適になった。
今度は何に挑戦しようか。
 
 
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