3月の最終日曜は例年、砺波地方の江浚え(川掃除)デーだ。農業用水の水が止められ、住民総出で川底に溜まった土砂やごみを取り除く。
私の町内でも、住宅団地の非農家も含め多くの住民が、朝から作業に汗を流した。農業用水には住宅団地に降る雨水や生活雑排水の一部も流れる。だから住民総出なのだが、町内によってはなかなか理解が得られないところもあるようだ。参加しない場合、出不足料(罰金)を集めるのが一般的だから、トラブルを抱えているところもある、と聞く。高齢化でいつまで作業が続けられるか、という不安もある。
幸い、私の町内は自治会運営が大変うまくいっており、出役免除の高齢者世帯が多い農家以上に、非農家の参加が多い。
今年は好天に恵まれ、作業はことのほかスムーズに進んだ。午後からは役員だけで防草シート張り。終了後の飲みュケーションに疲れも吹き飛ぶ。
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