パソコンのメンテナンスなどをさせていただいている業者さんから「『PCのメモリが不足しています』という警告が出る。ネットを閲覧していると、画面が消える」との電話があった。
件のパソコンはWin7の古いノート型だが、HDDをSSD(240GB)に換装、OSを10にアップしてある。ワード、エクセルが中心なので、スピード、容量とも問題がなかったはずだ。
とりあえずドライブCのプロパティを確認してもらったところ、容量表示の円グラフが真っ青で、空きがほぼゼロ。「ディスクのクリーンアップ」を見てもらうと、「インターネット一時ファイル」が191GBもあり、消去操作をしてもらってもまったく減らなかった。
このままでは、データが正常に保存できなかったり、破損する危険がある。
電話ではどうにもならないので、すぐに伺って同じ操作をしてみたが、結果は変わらない。いつも使っているIE、chrome、Edgeの一時ファイルをすべて削除してみたものの、変化がなかった。
さらにシステムファイル、ファイルシステムのチェックをかけて再度、「ディスクのクリーンアップ」を行っても同じだった。
「かくなるうえは」と隠しファイルを表示して、フォルダを一つずつ調べてみた。たどり着いたのが、Edgeのデータフォルダの中のにあるMicrosoftEdgeというフォルダ。中にキャッシュらしいファイルが100万個ほど入っていた。
Edgeに不具合が生じて、消去されず書き込みだけが続いていたようだ。
かなり重症のようで、Edgeを再インストールしようと、「設定」→「アプリ」からEdgeを探してみてもアンインストール・ボタンすら表示されていなかった。
業者さんは「仕事で使っているため、預り修理は困る」とのこと。少し乱暴だったが、問題のMicrosoftEdgeフォルダを30分以上かけて無理やり削除してみたところ、何とか問題なく動作するようになった。
とりあえず訪問修理はここまで。
虫歯を抜いて放ってある状態なので、後日、Edgeをなんとか再インストールして、修理を終えたい。
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