
掘り出したウド
タラの芽が次第にたくさん採れるようになると、わが家はそろそろウドの季節。
散居村のカイニョ(屋敷林)は、もともと開墾前の雑木林が残されたものといわれており、家の敷地はやたら広い。だから裏庭ともなるとジャングルのようで、さまざまな草木が植えられて(勝手に生えて)いる。
ウドもそのひとつ。枠をかぶせて堆肥を載せておくと、隠れた部分が白く伸びて、いわゆる“白ウド”になる。
堆肥の上に芽が出てきたころを見計らって掘り出すと、写真のような感じ。今年は例年より成長が早いようだが、大きさはちょっと小ぶりだった。
さっそく“白ウド”を酢の物、葉はタラの芽といっしょに天ぷらに。とてもぜいたくな春の宵だ。
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