『万葉線とRACDA高岡 5年間の軌跡』(RACDA高岡編著)

「万葉線とRACDA高岡 5年間の軌跡」(RACDA高岡 路面電車と都市の未来を考える会・高岡編著、私家版)

「万葉線とRACDA高岡 5年間の軌跡」(RACDA高岡 路面電車と都市の未来を考える会・高岡編著、私家版)

廃線の危機にあった万葉線を三セク化によって存続させることに成功した「RACDA高岡 路面電車と都市の未来を考える会・高岡」の活動をまとめた貴重な記録。
「RACDA」とは「Rail transport system Amenity and Community Design Association」の略。同名の団体が岡山市内の総合交通システムづくりに大きな役割を果たしており、それを知った高岡市の住民らが1998年に立ち上げた。
会員たちが学識者らの協力を得て、手弁当で「ラクダキャラバン」と呼ぶ勉強会を各地区で開催し、トランジットモールで市民に路面電車のある生活のすばらしさをアピール。あの手この手で、万葉線の存続を訴えた。
全国の他の存続運動では、活動が過熱して行政や運営会社との関係が悪化する例もあるが、RACDA高岡は応援団に徹し、市民の関心を盛り上げながら、三セク化の結論を導き出す手助けを続けた。
いわゆる“市民運動”とは一線を画す大変手間のかかるやり方だが、学ぶべきことは多い。半面、行政や企業の進路を変えさせるのに、これほどのエネルギーが必要なのか、とも考えさせられた。
 
 
 
 
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