庭の雪がすっかり消えると、となみ野は一気に春。色とりどりの花々が咲き乱れる。
我が家の一番乗りはスイセン。黄色が目に鮮やかだ。
来月には、30万人が訪れる全国有数の花の祭典「となみチューリップフェア」が開かれる。栽培は大正時代に始まり、戦前にはアメリカにも輸出されていたという。戦時中は“敵性作物”とされたが、先人たちは密かに種球根を栽培し、平和な時代に備えた。
フェアが近づくと、市内は観光客歓迎一色。私の町内でも毎年、幹線道路の交差点にチューリップのプランターを並べている。
いらしたことのない方は、ぜひ訪れてほしい。
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